門井美樹+小林展啓
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【門井美樹 略歴】
2005年 養老天命反転地にて感銘を受ける 以降、荒川修作+マドリン・ギンズの思想の欠片を、日常にちりばめられないか模索中
2016年 関西大学東西学術研究所「身体論研究班(荒川修作、マドリン・ギンズが唱えた思想「建築する身体」「天命反転」を、考察し、「22世紀へ向けての身体論」を提案することを目的に活動中)」の研究例会を絶え間なく追いかけている
出展歴
2019年「群青建築展」アーツ千代田 3331
「身体」を中心に、動き・所作/エロティシズム/球体関節人形/大理石の彫刻/纏うもの…と興味を展開している。
具体:荒川修作+マドリン・ギンズ/ジョルジュ・バタイユ/澁澤龍彦/ハンス・ベルメール/プロセルピーナの略奪/コルセット/タイツetc...
【小林展啓 略歴】
コンセプトメイカー / テクニカルディレクター
■略歴
アメリカ、オハイオ州コロンバス生まれ、京都・埼玉育ち。
東京電機大学の建築学科(素材と構造デザインの今川憲英 研究室)を卒業後、
慶應義塾大学 大学院 政策・メディア研究科(X-Design専攻)の脇田玲 研究室に所属。
マテリアル・コンピューティングの基礎となるプログラマブル・マターの研究において、
ソフトマターである、磁性を有した粘弾性体(Blob)をインターフェイスに用いた
「レオロジック(流動学的)・インタラクション」の初期コンセプトを開発。
https://wakita.sfc.keio.ac.jp/inner/blobmotility.html
修了後は、当時まだ商業化事例が少なかった、
画像センシングと映像プロジェクションを用いた空間インタラクションデザインの案件に多数従事し、
黎明期のVRやフィジカル・コンピューティングの案件にも数多く携わる。
その後、生命・身体・認知の変容を統合的にグランドデザインする視座に興味を持ち模索する中で、荒川修作を再発見する。
荒川修作+マドリン・ギンズの思想をヒントに、
踊りとゲームの技法を転用し、生命・身体・認知を再構築させる実践法を実験中。
<その他のキーワード>
代替現実ゲーム(ARG)、XR、ソフトロボティクス、ハプティクス、アニマシー知覚、
環世界、アフォーダンス、生命位相学(荒川修作)、人工生命、デザイン・フィクション など
■受賞歴・出展歴
2010年
「Blob Motility」第14回 文化庁メディア芸術祭 アート部門 審査委員会推薦作品 選出
→大学院での研究を基にした作品。初期コンセプトとマテリアルデザイン等を担当。
2011年~2012年
「Blob Motility II - COLONY」Robotinity, Robolab, ARS Electronica Center, Linz, Austria, Permanent Exhibition
→オーストリアのリンツにある、世界最大級のメディアアート関連施設アルス・エレクトロニカ・センターでの年間展示。
2016年
「REFUNBILITATION CLINIC」CANNES LIONS HEALTH 2016 PHARMA部門 ブロンズ賞 受賞
→フランスのカンヌで開催の、カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル関連のヘルスケア領域における受賞。
世界ゆるスポーツ協会による「ゆるスポ ヘルスケア」プロジェクトとして始まり、
関連作品である「トントンボイス相撲」はマスメディア等で現在も数多く取り上げられている。
現在「さけべ!トントンボイス相撲」という名前で販売され親しまれているプロダクトの原型である
「トントンボイス相撲」の他、「こたつホッケー」や「打ち投げ花火」のテクニカルディレクターとして参加。
https://yurusports.com/sports/healthcare
2018年
「DRESS for VENUS」第4回JACE イベントアワード 優秀賞 アート イノベーション賞 受賞
→ART FAIR TOKYO 2017でのコシノ・ジュンコによるVRライブドローイング。テクニカルディレクターとして参加。
2020年
「トントンボイス相撲」第23回 文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門 新人賞
→制作チームのテクニカルディレクターとして参加。
■作品掲載
脇田玲『デザイン言語入門 - モノと情報を結ぶデザインのために知っておきたいこと』(慶應義塾大学出版会、2009)
脇田玲 他『x-DESIGN - 未来をプロトタイピングするために』(慶應義塾大学出版会、2013)